製造部
2000年入社

川名 茂

製品を完成させて、品質をチェックする。
それが「出荷準備」という仕事です。

いくつかある製造工程の中でも最終のパートを受け持つのが、私が所属する出荷準備グループです。また、外観検査や電気検査など最終テストを実施するのも出荷準備グループの仕事。私たちの手を離れた製品がそのまま出荷されて、スーパーマーケットやコンビニエンスストアに設置されるわけで、当社の製品の品質を守るとても重要な役割を任されているのです。
私は、この出荷準備グループの中でも、部品の手配や製造ラインのスケジュール管理などの業務を任されています。あらかじめ必要となる部品を手配し、状況を見ながら製造ラインへと部品を運んで、ラインが円滑に流れるように準備します。また、製造の計画づくりやスケジュール管理も担当しています。
さらに、ライン全体を見渡して、滞っている作業などがあれば組立などもサポート。私は入社以来出荷準備グループでさまざまな業務に携わり、現在、その経験が大いに役立っています。
部品の手配や製造ラインの計画をスムーズに進めていくためには、製造部門ばかりでなく、技術や営業、資材など社内の各部署との連携が重要です。当社の工場には、緊張感がありながらも、いつでもお互いをサポートし合ってみんなで頑張っていこうという雰囲気があります。これからは自分が培ってきた経験を活かして、後輩たちの人材育成にも力を入れていきたいです。

製造部
1995年入社

小林 悟

ひとつとして同じものがない特注製品。
「組立のスペシャリスト」を自負しています。

製造部の中でも、通常の製品とは違う特別仕様の冷凍・冷蔵ショーケースの組立を担当する特注グループに所属しています。寸法が異なったり、電装品やオプション品が特別だったり、私たちが組み立てる製品のタイプは千差万別。出荷先もコンビニエンスストアやスーパーマーケット各社など多様です。
私たちは、いわば「組立のスペシャリスト」。組み立てる製品が一つひとつ違うために、設計図やレイアウト図などの図面を見て、頭の中で具体的なショーケースが思い浮かぶようでなければ務まりません。また、特殊な製品だけに、組立ばかりではなく、部品の手配から最終の製品検査まですべて自分たちで担当するのも特注グループならではの特徴です。
ベースとなる機種も最新型から旧型まで数多いので、それらのデータをすべて頭の中に入れるだけでも経験が必要となります。けれども、ショーケースの組み立て方は多様でも、冷凍・冷蔵の基本メカニズムは同じ。経験を積むと、その仕組みの方にも興味が広がってきて、また仕事が面白くなってくるのです。
入社して20年以上過ぎますが、この仕事はまだまだ奥が深いです。誰からも信頼されるエンジニアを目指し、これからは後輩たちにも技術や知識を伝えていきたいと思っています。

製造部
2016年入社

小里 裕稀

「内蔵型ショーケースのエキスパート」
を目指して修行中です。

私の働いている製造部の内蔵グループは、冷凍機が内蔵されたショーケースの組立作業を行っています。
内蔵グループは他の組立グループと違い、冷媒用配管の溶接、冷媒の封入、試運転、出荷前検査までを一人作業で行います。このため、私の手を離れた製品はそのまま結城工場から出荷され、お客様であるスーパーマーケットやコンビニエンスストアで使用されるため、当社の製品の品質を守るとても重要な役割を任されています。
また、製品の品質を維持するために、専門的な知識も必要となることから2018年に「 第三種冷凍機械責任者」の資格を取得しました。資格を取得する際には、仕事が立て込んでいるにも関わらず、直属の上司が親身になって全面的にバックアップしてくださいました。 これからも先輩達をお手本として、常に新しいことを自分の知識として吸収することで、自分自身のスキル向上に繋げるとともに、後輩たちへも自分の得た知識を伝えていきたいと思います。

製造部
2019年入社

山本 剣也

製品をみんなで協力して完成させる。
そんな雰囲気がある職場です。

私の部署である製造部 工作3課 アイスラインは、コンビニエンスストア向けのアイスクリーム用ショーケースを製造しています。アイスラインでは、ショーケースの組立、電気配線、冷媒用配管の溶接、冷媒封入、電気検査、試運転、出荷前検査までの全てを行います。これらの業務をライン作業で行うため、ラインメンバーの方たちとの協力や助け合いが必要になります。
その為、緊張感がありながらも、いつでもお互いをサポートし合ってみんなで頑張っていこうという雰囲気があります。周りの先輩方のサポートもあり、毎日楽しく仕事を行っています。私たちのラインから全国各地に製品が出荷され、お客様であるコンビニエンスストアに設置された姿を見ると仕事のやりがいを感じる事が出来ます。
当社の製品の品質については勿論の事、お客様に満足いただける様な製品作りをこれからも心掛けて仕事を行っていきたいと思います。これからも先輩たちをお手本とし、自分が培ってきた経験を活かして、後輩たちへも自分の得た知識や技術を伝えていきたいと思います。

製造部
2019年入社

床井 佑輪

「オペレーター」ではなく、「匠」を目指し修行中。

私が所属する工作1課 折曲グループは、18名の社員で構成されており、ショーケースに使用する板金部品の折曲加工を行っています。私はその中で、折曲げ完了後に塗装される工程の担当を任されています。
折曲げの作業を行う際には、図面を見た瞬間に頭の中で立体的なイメージを描き、どの場所から折曲げすれば図面通りの製品になるのかの見極めが出来るスキルが必要となります。折曲げする材質や板厚により微調整をしながら、図面通りの寸法に製品が仕上がった時には、やりがいを感じる事が出来ます。また、「コンビニエンスストア」や「スーパーマーケット」で自分が携わった部品が製品になった姿を見ると、誇らしく思えます。
折曲グループは、分からないことがあっても気軽に質問が出来る先輩方がたくさんおり、とても雰囲気が良い職場です。また、同期入社が15名おり、それぞれ別々な部署に配属されていますが、仕事が終わった後などに食事に行くなど、とても楽しく過ごしています。今は、自分が担当している作業に余裕が無く、先輩方に助けて頂く毎日ですが、早く技術や知識を吸収して、先輩方の様になれるように努力すると共に、後輩達に自分が習得した知識や経験を教えて行きたいと思います。