開発部 冷凍システム課
ーどのような仕事を担当していますか?
私が所属する開発部はショーケース全般、冷凍システム、制御システムの開発を担う部署で、大まかに設計担当と実験担当に分かれています。
私は実験担当として、設計が作った試作の実機を評価し、問題点を洗いだしてフィードバックする仕事を担当しています。
評価軸の1つは温度データです。ショーケースの使い勝手や商品の視認性を優先すると、冷却性能が低下し、電気代が上がってしまうこともあります。お客様のご要望に対してどの仕様が最適解なのかを検討する際の根拠となるデータや資料を作成しています。
ー仕事をする上で心がけていることは何ですか?
製品開発は、実験室にこもって仕事をすることが多いため、独りよがりになってしまうと、お客様の要望や、現地での使い方から乖離した仕様になってしまいかねません。そうならないために、サービス相談室などの、店舗納入後の製品の様子を聞く機会を大事にして、より良い開発業務につなげていくことを心掛けています。
また、仕事と育児の両立を意識しています。
家事は終わりがないので、家のことだけを考えると行き詰まりそうですが、仕事があると「この時間までは仕事のことだけを考えよう」と気持ちを切り替えることができ、帰宅後は子どもとの時間を一層大切にできます。そのようにメリハリをつけることで、仕事にも集中できるのだと思っています。
ー今後の目標は何ですか?
冷凍機内蔵型ショーケースで一番大切な冷凍機の仕様は、冷凍機メーカーとの商談で決まりますが、現状は課長や経験豊かな先輩社員の判断に頼っています。仕事を通して知識や経験を深めることで、自分から「こうしましょう」と提案し、仕様を決定できるようになりたいと思っています。
One day schedule 一日のスケジュール
- 始業、ラジオ体操、朝礼
- メールチェック
- 前日の試験データ確認
- 昼食
- 部内打合せ
- 試験条件の変更・調整
- 電話応対・製造部からの問い合わせ対応
- 退社
MESSAGE
中野冷機では製品の開発から組み立て、納入製品の改修まで関わることができます。1人に任される裁量も大きく、自由にやらせてもらえる雰囲気だと思います。社員一人一人のモチベーションも高く、互いに尊重し合って気持ちよく働ける職場だと思います。育児休暇を取得した際も職場の理解があり、スムーズに復帰することができました。製品も生活に身近なスーパーマーケット、コンビニエンスストアに納入されているものなので、興味を持ってもらえたら嬉しいです。